代表の翁長です。弊社は沖縄の企業さまを対象とした求人メディアshare の運営を行っております。県外のユーザーさまも多い一方で、沖縄に移住してくることの不安は尽きないかと思います。そこで今日は沖縄で働くことの意義について書きます。

本稿では、大企業と中小企業の質的違いを把握し、その上で沖縄で働くことの意義を考えてみます。

 

沖縄で働く一番の理由は豊かな自然があるから?

 

いつかは沖縄で働きたい。 まず何と言っても綺麗な海がある。空がある。なにやら親切な人が多い。 都会の喧騒から逃れて沖縄の自然に癒されたい。 そういう風に感じている人は少なくないと思います。 事実私は東京の新宿というところで働いておりましたが、新宿と那覇とを比較すると沖縄の自然環境や人柄ははるかにストレスフリーであると感じます。

日本で唯一の亜熱帯という気候が自然環境や人柄までも特異なものにするのでしょうか。ストレスの少ない環境に身を置くのは精神衛生上だけでなく、仕事のパフォーマンスを高める意味でも大切なことだともいます。こんなに綺麗な海を毎日眺めながら仕事ができると最高ですけどねぇ…

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https://retrip.jp/articles/2826/より

では、沖縄で働くことの意義は「ストレスの少ない環境に身を置く」ことだけでしょうか。私は違うと考えています。

それも大切な一因ですが、他にも沖縄で働くべき大きな要因があります。

 

小さな組織で大きな裁量を得られる

 

まずは、様々な批判は横目に、大企業と中小企業の違いを考えてみます。 大企業と中小企業の違いは、大きく分けて3つだと思います。まずここに沖縄で働く意義があると感じています。

 

1経営者との距離

一部上場企業の社長はなんだか雲の上で1年に1回しか見れない、なんてことはザラですが、中小企業は同じ部屋で働いているとか一緒にランチに行くとかそういうことがザラです。

2.意思決定の早さ

大企業は決済者が多く、意思決定が遅い。中小企業はその逆。 つまり中小企業は自分の意見を経営者に伝えるチャンスが多く、それがすぐ実行される可能性もある。

3.部署の数

例えば中小企業は人事担当がなく、総務や社長などが兼任しているケースが多い。これは人事だけでなく、広報なども同じです。人が少ないので、部署が分かれていないのです。つまり、小さな組織で、有無を言わせず、やったことのない多くの仕事を任されるわけです。 視点を変えればこれは成長のチャンスでもあります。

 

沖縄は大企業の数が両手で数えられるほどしかなく、すべての人がそこへ就職することは困難です。そのため、上記は沖縄で働く意義として論じても差し支えないと考えます。

ただし上記の3つを挙げて、「それは沖縄に限った話ではないのではないか?」という声が聞こえてきそうです。確かにその通りです。東京のスタートアップや地方でも同じような状況が用意されていると思います。では沖縄と他の地域の違いはなんでしょうか。

 

高い経済成長率と未開拓市場

 

日本経済研究センターによる都道府県別の中期経済予測によると、沖縄の市場は非常に大きな成長を見込んでいます。2020年までの沖縄の実質経済成長率は、東京を抑えて全国でも一番です。

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まずは観光業の堅実な成長。インバウンドに頼る不安要素もありつつ、沖縄県が策定する平成27年度「ビジットおきなわ計画」の入域観光客数目標値である760万人を達成しました。

また、国や県の企業誘致と優遇税制によるIT業・金融業・物流業の伸びやBPOの集積によるサービス産業の伸び等、経済成長の要因は数多く挙げられます。しかし最も大きな要因は、人口増加率です。

総務省の平成23年の統計によれば、沖縄は0.59%増となっており、2位の東京0.28%増を大きく引き離し、全国1位となっています。全国の人口増減率-0.20%ということを見ると特異的です。

人口が増加すれば需要や消費が拡大し、市場の成長が見込めることが容易に想像できます。

このことと比例して、人口の増加は市場の拡張性を示唆します。例えば国や県の企業誘致と優遇税制によるIT業・金融業・物流業の伸びは前述した通りですが、県外企業が多く入ってこれば、これまでとは嗜好の違った人々が増加します。今後は沖縄県民だけでなく移住者に向けた市場の拡大を示唆するものではないでしょうか。現にリュークスタワーなんて大人気ですね。

ただし一つ注意すべきは沖縄の人口増加の主な要因は社会要因による増加ではなく自然増加です。沖縄は経済成長率が高い一方で、県民が豊かであるかといえばそうとは言えません。短絡的に人口が増える=市場の大きな成長と結論付けるのは早計な一方、人が増えればお金が動くのは事実です。就職する業界を見極めつつ、経済環境が後押ししてくれることは間違いないことです。

 

まとめ

かなり長くなりましたので、まとめます。私が考える沖縄で働く意義は大きく2つです。

・大きな裁量を得られるチャンスがある

・経済成長率が高く、ポテンシャルがある

これと同じくして、多くの企業が変革の機運を感じ、そこにマッチする人材を求めています。

 

東京の大きい組織で力を発揮できないでいるより、沖縄で力を発揮する方が、とてもチャレンジングでエキサイティングではないか、と考える今日この頃です。

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